2022年の支配下昇格選手と2023年昇格候補選手まとめ~読売ジャイアンツ編~

何はともあれ野球推しです。

 

この回は育成選手応援企画ということで、育成選手に焦点を当てて2022年シーズンに支配下に昇格した選手のまとめと2023年に支配下昇格候補となる育成選手を紹介したいと思います。

今回は熾烈な支配下サバイバル巨人です!!

 

 

2022年支配下昇格選手

 巨人は育成選手の活躍が目立つチームですね。2021年以前では山口選手、松本哲也選手、脇谷選手、松原選手などが昇格した選手としていました。ただ、近年は支配下と育成との出入りが激しく、支配下に昇格した選手でも結果を残すことができないと直ぐに育成選手に逆戻りになってしまいます。批判もありますが逆に言えば多くの選手にチャンスがあると言えると思います。その中で、2022年は8人の選手が支配下昇格を果たしました。

 

 

増田 陸(22歳)内野手、右投、右打 ケガや不振により育成に移行、プロ4年目

 

一軍成績:試合69、打率250、安打35、本塁打5、OPS718

二軍成績:試合49、打率260、安打46、本塁打8、OPS797

 

 高卒からドラフト2位で入団した増田陸選手は、ケガや不振もあり二軍で思うような結果を残すことができず、プロ3年目となる2021年オフに育成契約に移行していました。育成選手として迎えた去年は春から打撃でアピールすることができ、開幕前の3/11に支配下復帰を果たしました。その後も一軍で持ち前の打力を見せることができ、空いていたファーストでレギュラーとして起用されていた時期もありました。来季は外野にも挑戦するということなので、より一層打撃に磨きをかけレギュラー争いに割って入ってほしいです。

 

 

堀田 賢慎(21歳)投手、右投 ケガにより育成契約に移行、プロ3年目

 

一軍成績:試合8、回34.1、防御率6.29、勝2、三振24

二軍成績:試合13、回59、防御率4.73、勝2、三振53

 

 堀田選手は高卒からドラフト1位で入団した選手ですが、ルーキーの年にトミージョン手術を受けておりそのオフに育成契約に移行していました。去年から本格的に先発として回れるようになった選手です。ポテンシャルは抜群で首脳陣からの期待値も高く、開幕前の3/11に支配下復帰を果たしました。その後、開幕ローテの一員として投げることができプロ初勝利も手にしました。ただ、全体的には一軍で苦しんだシーズンでした。調子のいい時は素晴らしい投球を見せる選手なので、いい時を増やすことができればローテーション入りに近づくと思います。来季は一軍で1試合でも多く投げたいです。

 

 

鍬原 拓也(26歳)投手、右投 ケガや不振により育成に移行、プロ5年目

 

一軍成績:試合49、回45.1、防御率5.16、勝3、ホールド13、三振30

二軍成績:試合3、回3、防御率6.00、三振3

 

 大卒からドラフト1位で入団した鍬原選手は、度重なるケガに悩まされプロ3年目となる2020年のオフに育成契約に移行していました。2022年はサイドスローに転向し勝負の年として臨んだシーズンでした。この転向がハマり春からオープン戦で好投を続け、開幕前の3/11に支配下復帰を果たしました。シーズン中も好投を続け一時はセットアッパーでの起用もありましたね。ただ、シーズンが進むにつれ疲れが出たのか打ち込まれる場面が多くなり、最終的な防御率はそこまで良くありませんでした。来季は1年間セットアッパーを担ってほしいです。

 

 

香月 一也(26歳)内野手、右投、左打 ロッテからトレードで加入、プロ8年目

 

一軍成績:試合15、打率200、安打7、OPS500

二軍成績:試合95、打率224、安打64、本塁打3、OPS615

 

 高卒からドラフト5位でロッテに入団した香月選手は、ロッテで中々芽が出ない中2020年のシーズン途中にトレードで巨人に加入しました。巨人では印象的な活躍をしましたが、肩の脱臼癖を治すために手術し治療に専念するために育成契約に移行していました。去年はケガが順調に癒えたことが確認でき3/29に支配下復帰を果たしました。セカンド、サード、ファーストと複数ポジションを守れる選手なので、打撃でアピールできればチャンスは増えていくと思います。まずは二軍でアピールして欲しいです。

 

 

横川 凱(22歳)投手、左投 不振により育成に移行、プロ4年目

 

一軍成績:試合1、回3、防御率15.00

二軍成績:試合25、回89.1、防御率2.62、勝7、三振65

 

 横川選手は高卒からドラフト4位で入団した選手ですが、一軍で中々結果を残すことができず2021年のオフに育成契約に移行していました。育成選手として迎えた2022年は先発陣が苦しむチーム事情もあり、4/11に支配下復帰を果たしました。しかし、一軍では結果を残すことができずオフに育成契約に逆戻りしてしまいました。ただ、二軍で1年間先発として回ることができ、防御率2.62と好成績を残しています。来季は支配下昇格だけでなく、先発ローテーションを狙って欲しいです。

 

 

菊地 大稀(23歳)投手、右投 育成6位、新入団選手

 

一軍成績:試合16、回17.2、防御率5.60、三振21

二軍成績:試合39、回44.2、防御率2.42、勝2、セーブ11、三振66

 

 大卒から育成選手として入団した菊池選手は、去年はルーキーながら二軍では主に守護神を任されていました。その投球が評価され4/29に支配下昇格を果たしました。ただ、一軍では防御率5.60と満足のいく成績を残せませんでした。投げている球は素晴らしいのであとはコントロールであったりメンタル面の強化が必要ですね。去年の経験を活かして来季はシーズン通して一軍に帯同できるように頑張ってほしいです。

 

 

井上 温大(21歳)投手、左投 じっくりと育成するため育成に移行、プロ3年目

 

一軍成績:試合7、回24、防御率6.00、勝1、三振20

二軍成績:試合7、回30、防御率4.80、三振36

 

 高卒からドラフト4位で入団した井上選手は、プロ2年目となる2021年に一軍ではまだ戦力となれないと判断され、じっくりと育成するために育成契約に移行していました。育成選手として迎えた去年は二軍で先発として登板する機会が多く、チームの先発陣が苦しいという状況もあり7/11に支配下復帰を果たしました。一軍ではプロ初勝利を上げるなど充実のシーズンとなりましたね。来季は先発候補としてさらなる飛躍が期待されています。一軍で1試合でも多く投げたいです。

 

 

勝俣 翔貴(25歳)内野手、右投、左打 オリックスを戦力外となり加入、プロ3年目

 

二軍成績:試合12、打率088、安打3、本塁打1、OPS360

 

 勝俣選手は大卒からドラフト5位でオリックスに入団しましたが、中々結果を残すことができず2021年のオフに戦力外となっていました。2022年は巨人で育成選手として迎えましたが、二軍でも思うように結果を残すことができませんでした。しかし、一軍がコロナの影響で内野手不足となり、ユーティリティー性の高い勝俣選手が穴埋め候補として白羽の矢が立ち緊急昇格しました。ただ、一軍での起用はありませんでしたね。結果を残せなかったのは、2度に渡る目の下の骨折の影響もあるのでしょうか。応援していた選手なだけに悲しいです。これからは社会人で野球を続けるようなので次のステージでも頑張ってほしいです。

 

 

2023年支配下昇格候補

支配下枠57(3/5現在)育成選手48人

 巨人は2022年のオフに大量に支配下から育成契約に移行する選手を出したので、支配下枠はガラガラですね。育成選手にとってはチャンスの年となります。ただ、ケガや不振によって育成契約になっている選手が多いので、その人たちの仕上がり次第で昇格候補が大きく変わってくると思います。それでは、昇格候補を見ていきましょう。また、支配下に昇格しそうな確率を主の独断と偏見で設定しました。

 

 

中川 皓太(28歳)投手、左投 ケガにより育成に移行、来季プロ8年目 昇格率:80%

 

二軍成績:なし

 

 何事も無ければ昇格確実なのが中川選手ですね。本来ならばセットアッパーとしていて欲しい選手です。ただ、去年はケガの影響で登板機会がありませんでした。ただ、11月にシート打撃で登板したというニュースもあったので、復帰に向けて着実にステップを踏んでいると思います。ケガの状態次第ですが良ければ昇格は間違いない選手なので、焦らず一軍の戦力となれるまで戻して欲しいです。

 

 

平内 龍太(24歳)投手、右投 ケガにより育成に移行、来季プロ3年目 

                                                                                               昇格率:70%

 

一軍成績:試合53、回50、防御率4.32、勝4、ホールド13、三振39

二軍成績:試合5、回4、防御率11.25、勝1、三振4

 

 大卒からドラフト1位で入団した平内選手は、去年は主に中継ぎとして一軍で戦力となることができました。一時期セットアッパーも担うなど一軍の中継ぎ陣になくてはならない存在でした。しかし、シーズン終了後に右肘のクリーニング手術を受けたためリハビリに専念するために育成契約に移行していました。ただ、クリーニング手術ですので順調にいけば2023年シーズン中に復帰できる可能性は高いです。復帰すれば当然昇格候補筆頭なので焦らずリハビリに専念して欲しいです。

 

 

髙橋 優貴(25歳)投手、左投 ケガにより育成に移行、来季プロ5年目 

                                                                                               昇格率:50%

 

一軍成績:試合10、回26.2、防御率5.40、勝1、三振21

二軍成績:試合12、回57、防御率4.42、勝3、三振52

 

 高橋選手は2021年に11勝を上げた実績のある選手ですね。ただ、去年はいい時の投球をすることができず一軍で苦しみました。オフにクリーニング手術を受けたためリハビリに専念するために育成契約に移行していました。実績のある選手ですし巨人は先発陣が課題のチームなので、先発候補として昇格する可能性は高いと思います。まずはケガを癒し本来の投球を取り戻してほしいです。

 

 

横川 凱(22歳)投手、左投 不振により育成に移行、来季プロ5年目 昇格率:80%

 

一軍成績:試合1、回3、防御率15.00

二軍成績:試合25、回89.1、防御率2.62、勝7、三振65

 

 横川選手は去年一軍で結果を残すことができず育成選手に逆戻りしていましたが、2023年は春から好投を続けていますね。フォームがダイナミックになり球威が増しています。支配下昇格どころか開幕ローテも視野に入るくらいの投球を見せています。さらなる飛躍を期待したい選手です。

 

 

田中 豊樹(29歳)投手、右投 ケガにより育成に移行、来季プロ8年目 昇格率:60%

 

二軍成績:試合1、回1、防御率18.00

 

 田中選手は2020年、2021年と一軍で中継ぎ投手としてまずまず戦力となれている選手です。しかし、2021年オフにクリーニング手術を受けリハビリに専念するため育成契約に移行していました。2022年はその影響もあり二軍で1試合の登板に終わりました。ただ、2023年は春から本格的に実戦で投げることができ、二軍ではありますが抑えているので支配下昇格に近づいている選手だと思います。ケガせずシーズンを迎えて欲しいです。

 

 

高木 京介(33歳)投手、左投 ケガにより育成に移行、来季プロ12年目 昇格率:50%

 

一軍成績:試合17、回19.1、防御率2.79、ホールド2、三振13

二軍成績:試合18、回18.1、防御率1.47、勝1、セーブ1、三振18

 

 高木選手は貴重な中継ぎ左腕として実績の豊富な選手です。去年も一軍、二軍で安定した成績を残しています。ただ、股関節のケガもありリハビリに専念するため育成契約に移行していました。実績のある選手ですので復帰すれば支配下昇格の可能性は高いですが、そろそろベテランに差し掛かる年齢ですし上手くケガが治るか心配です。逆に言うと懸念はそれだけなので、体を万全にして支配下昇格を目指してほしいです。

 

 

谷岡 竜平(26歳)投手、右投 ケガにより育成に移行、来季プロ7年目 昇格率:20%

 

二軍成績:試合18、回17、防御率1.59、セーブ4、三振9

 

 社会人からドラフト3位で加入した谷岡選手は、度重なるケガに苦しみ2019年のオフに育成契約に移行していました。去年は開幕から二軍で好成績を残しますがケガで離脱し5/30にクリーニング手術を受けています。一軍でまずまず投げられた年もありますし、ケガさえなければ二軍で好成績を残すことができる選手です。キャリア的に勝負の年だと思うので、ケガせずアピールして欲しいです。

 

 

堀岡 隼人(24歳)投手、右投 不振により育成に移行、来季プロ7年目 昇格率:50%

 

二軍成績:試合30、回41.1、防御率2.83、勝3、セーブ1、三振48

 

 高卒から育成7位で加入した堀岡選手は、2019年に支配下昇格を勝ち取り主に中継ぎとして一軍で登板していました。ただ、一軍では苦しみましたね。思うように結果を残すことができず、2021年のオフに育成契約に逆戻りしていました。豪速球が武器の選手でストレートは簡単に150㎞を超えてくる選手です。安定感が増せば確実に一軍で戦力となれると思います。さらに、春季キャンプでは継続して一軍に帯同していることから首脳陣からの期待値の高さも伺えますね。開幕までアピールを続けて欲しいです。

 

 

木下 幹也(20歳)投手、右投 育成4位、来季プロ3年目 昇格率:40%

 

二軍成績:試合14、回59、防御率4.73、勝3、三振42

 

 高卒から育成選手として入団した木下選手は、去年は高卒2年目ながら一軍で先発として回ることができました。この時期でこれだけ投げられているのは大きいですね。ストレートの威力が魅力でスタミナもある選手のようです。コーチ陣からもチラホラ高評価を聞く選手ですし、育成契約が切れるタイミングで支配下昇格となる可能性も十分にあると思います。まずは二軍でアピールして欲しいです。

 

 

京本 眞(19歳)投手、右投 育成7位、来季プロ2年目 昇格率:20%

 

二軍成績:試合1、回5、防御率0.00、勝1、三振3

 

 高卒から育成選手として入団した京本選手は、ルーキーである去年は下で体作りがメインでした。その中で、終盤に二軍で先発する機会があり5回無失点で勝利投手となる好投を見せました。コーチ陣からも高評価を聞く選手なのでポテンシャルは高いと思います。来季から本格的に投げ始めるのでここでアピールできれば支配下昇格に近づくと思います。まずは二軍で見てみたい選手です。

 

 

戸田 懐生(22歳)投手、右投 一軍で結果を残せず育成に移行、来季プロ3年目 

                               昇格率:30%

一軍成績:試合14、回22、防御率6.55、勝1、ホールド1、三振15

二軍成績:試合26、回51.2、防御率3.31、勝2、三振49

 

 戸田選手は独立リーグから育成7位で指名された苦労人の選手です。ルーキーの2021年に支配下昇格を勝ち取りましたが、2021年、2022年と一軍で経験を残すことができず育成に逆戻りしてしまいました。ただ、二軍ではまずまず投げられていますし、先発、中継ぎ両方できるので起用しやすい選手だと思います。性格も強気な選手ですし反骨精神で上がって来てくれると思います。まずは二軍で好成績を残して欲しいです。

 

 

伊藤 優輔(26歳)投手、右投 ケガにより育成に移行、来季プロ3年目 昇格率:10%

 

二軍成績:なし

 

 社会人からドラフト4位で入団した伊藤選手ですが、ルーキーの年に右肘をケガしてしまいトミージョン手術を受けた影響で育成契約に移行していました。去年はリハビリに専念し登板機会はありませんでしたね。来季から本格的に復帰ということでどれくらい投げられるかわかりませんが、もしかしたら抜群の成績を残す可能性もありますね。まずは投球を見てみたい選手です。

 

 

山本 一輝(24歳)投手、左投 一軍で結果を残せず育成に移行、来季プロ3年目

                               昇格率:30%

一軍成績:試合2、回2、防御率0.00、三振0

二軍成績:試合14、回61.1、防御率3.96、勝4、三振48

 

 大卒からドラフト6位で入団した山本選手は、二軍で先発として回ることができいました。しかし、一軍では結果を残すことができず2022年オフに育成契約に移行していました。ただ、巨人は先発陣に課題のあるチームなので、チーム状況によれば支配下昇格を目指せる選手だと思います。左の先発として競争相手である井上選手が肘の違和感で離脱したことで昇格率は上がってくるかなと思います。来季も二軍で好成績を残したいです。

 

 

松井 颯(22歳)投手、右投 育成1位、新入団選手 昇格率:50%

 

 大卒から育成1位で入団した松井選手は、元々支配下での指名が濃厚とされていた有望株の選手です。完成度が高く1年目から活躍も見込める選手だと思います。春季キャンプでも一軍に帯同しているので、首脳陣からの期待値も高そうですね。ここでアピールすることができれば早期の支配下昇格も視野に入ると思います。悔しい気持ちをバネに活躍して欲しいです。

 

 

三上 朋也(33歳)投手、右投 DeNAを戦力外となり加入 昇格率:40%

 

一軍成績:試合19、回24.2、防御率3.65、三振17

二軍成績:試合9、回8.2、防御率1.04、セーブ1、三振6

 

 三上選手はDeNAで長年中継ぎの柱として活躍していた選手で、ケガの影響で成績は落ちたものの一軍で戦力となっていた選手です。去年も足に打球が当たりで出遅れるもビハインド時の登板や回跨ぎもこなすなど一定の戦力となっていましたが、年齢や高年俸がネックとなりオフに戦力外となっていました。実績のある選手ですので一軍の中継ぎ陣が苦しければ昇格候補に上がってくると思います。後輩の面倒見もいいそうで若手が多い投手陣の中で貴重な存在になりそうですね。まずは二軍で調整して欲しいです。

 

 

萩原 哲(24歳)捕手、右投、左打 結果を残すせず育成に移行、来季プロ3年目

                               昇格率:30%

二軍成績:試合40、打率206、安打26、OPS496

 

 大卒からドラフト7位で入団した萩原選手ですが、この2年はプロの壁に跳ね返されてしまいました。その結果、2022年のオフに育成契約に移行していました。ただ、巨人は支配下の捕手の数が5人とかなり少ないチームですので、何かあったら萩原選手が緊急昇格する可能性は十分にあると思います。今いる育成選手の中では去年二軍で最もマスクを被ったのが萩原選手なので、捕手の中では筆頭候補だと思います。本職以外にファーストや外野手にも挑戦するなど起用の幅を広げています。まずは二軍でアピールして欲しいです。

 

 

梶谷 隆幸(34歳)外野手、右投、左打 ケガにより育成に移行 昇格率:80%

 

二軍成績:試合なし

 

 梶谷選手はDeNAリードオフマンとして長年活躍していた選手ですが、2020年のオフに4年8億の大型契約で巨人に移籍していました。しかし、巨人加入後は度重なるケガに苦しみ去年は膝の手術の影響で一軍二軍ともに出場はありませんでした。年俸2億の選手ですのでケガが良くなれば支配下復帰してもらわないと困る選手ですよね。梶谷選手もまだまだこんな物ではないはずです。体調を万全にしてレギュラー争いに加わって欲しいです。

 

 

立岡 宗一郎(32歳)外野手、右投、左打 ケガにより育成に移行 昇格率:40%

 

一軍成績:試合54、打率204、安打11、本塁打1、盗塁3、OPS524

 

 立岡選手は身体能力が高く守備力も高いため一軍の控え要員として重宝する選手です。去年は印象的な本塁打を放つなどの活躍もありましたが、膝のケガにより戦線離脱してしまいオフに育成契約に移行していました。実力のある選手ですので昇格するかどうかはケガの回復次第になりそうですね。この年齢で膝のケガですので元のパフォーマンスができるか心配ですが立岡選手ならやってくれると思います。まずはじっくりとリハビリに専念して欲しいです。

 

 

鈴木 大和(23歳)外野手、右投、右打 育成1位、来季プロ2年目 昇格率:30%

 

二軍成績:試合39、打率143、安打5、盗塁2、OPS332

 

 大卒から育成選手として入団した鈴木選手は、俊足が武器の選手です。2023年はその足が買われて春季キャンプから一軍への帯同が続いています。ただ、盗塁失敗も多くその足でアピールすることができているかは微妙なところです。走塁のスキルアップなどはまだまだ改善の余地があると思います。首脳陣からの期待値は高いと思うので、何とか存在感を見せて支配下昇格を勝ち取って欲しいです。

 

 

保科 広一(24歳)外野手、左投、左打 育成11位、来季プロ3年目 昇格率:20%

 

二軍成績:試合8、打率200、安打4、OPS473

 

 大卒から育成選手として入団した保科選手は、187cmと恵まれた体格で足も早く肩も強い身体的なポテンシャルの高い選手です。首脳陣からの期待値も高く2023年の紅白戦に出場機会が与えられ、原監督らが見ている中でアピールすることができました。ポテンシャルの高い選手ですので、何かの拍子に大化けする可能性はあると思います。まずは二軍で経験を積みたいです。

 

 

まとめ

 巨人は候補選手が多いのでまとめるのが物凄く大変でしたね。実績的に言えば中川選手、梶谷選手が抜けていますし、高橋選手、高木選手、田中豊選手、立岡選手も一軍で戦力となれています。若手有望株では横川選手、松井選手、堀岡選手が一軍に帯同していますし、新加入の三上選手も準備してると思います。今名前挙げただけでも10人となるのでそれだけ豪華な選手が育成にいるということですね。枠は多いので、多くの選手が支配下昇格を果たすと思いますが、誰になるか注目したいです。